台湾への武力行使

鄭香均氏の裁判で、公務員管理職の国籍条項問題が大きく扱われた頃からだと思うけれど、在日コリアンの方が始められたBlogで大変興味深いものが幾つかある。
そのうちの一つ、pontakaさんのBlogで台湾問題がふれられている。

(1)中国共産党政府が現在にいたるまで、台湾を実質的に統治したことが無いこと。

(2)中国・台湾と海を介して接している日本としては、いざ台湾海峡をはさんで紛争が起こると、対岸の火事ではすまないこと

(3)台湾問題はかつての冷戦そのものであり、民主主義陣営に属する台湾を同じ陣営の日本が放っておけるはずが無いこと

台湾の問題は、既に国際問題だとpontakaさんは指摘されている。私も同意するのだけど、当然ながら中国はそうでは無いようで。

「中国は米日両国との戦略的対話を強化し、中国が台湾問題において武力行使の可能性を放棄しない立場を米日両国に正確に認識させるとともに、中国の発展を合理的に認識させ、戦略上の不信任を取り除かなければならない」

武力による民意の弾圧は、それが内政問題であろうが国際問題であろうが、常に国際的な批判の対象になる。中国は天安門事件でこの事を学習しているはずなんだが。