日本の反省?

http://people.ne.jp/2000/03/20/newfiles/a1010.html
こうした活字になった記事は、極めて良く練られた政治的メッセージと見なすべきである。
事実に基づいた妥当な批評が多いが、その中に自国の主張を巧妙に織り交ぜ、あたかもそれが正当であるかの様に印象付ける記述もされている。
「存在する問題」のセクションに書かれてある、以下の件がそう。
「第二次大戦後、日本がその戦争中、中国とその他のアジアの国々を侵略した歴史を、徹底的に、深く受け止め、さらに全面的に国民全体の共通認識として総括し、反省するということをしなかった」


としているところ。
何かこの文章は、戦勝国としての中国が、敗戦国日本の洗脳に失敗した事を残念がっているかの様に読める。
残念ながら、そもそも戦争という行為において、どちらか一方が絶対的な加害者であるということはありえない。
## 勝者の論理が後の世を支配するのが常なのだ。
無論、中国に対して侵略という側面もあったであろうし、国内を戦場としたことで多大な損害を与えているだろう。
しかし、日本は既に十分反省もし、謝罪もしてきていると感じている。
この所の検証を何れこの日記中で行いたい。