からむ大統領

朝日の記事より

 韓国の盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領は23日、青瓦台(大統領府)のホームページで国民向けの談話を発表し、国民向けの談話を発表し、竹島(韓国名・独島)や歴史教科書問題に対する日本の姿勢について「侵略と支配の歴史を正当化し、再び覇権主義を貫徹しようとする意図を見過ごすわけにはいかない」と厳しく批判。「断固として是正を求める」と強調した。

 「任期中は歴史問題を争点にしない」とした従来の路線を転換し、「真の謝罪と反省」を求めた17日の「対日政策の新原則」を大統領自らが再表明したもので、日本政府に「誠意ある具体的対応」を求めている。

 大統領は自衛隊の海外派遣などに言及して「苦しい過去を思い出させ、未来を不安にさせている」と表明。「謝罪は真の反省を前提にし、それにふさわしい実践がなければならない」とし、「小泉首相の(靖国)神社参拝は(95年の村山首相談話など)過去の指導者が行った反省と謝罪の真実性を棄損する」と批判した。「韓日関係の未来のために(強い対応を)我慢してきたが、返ってきたのは未来を全く考慮しない日本の行動だった」と不満を表明した。

 大統領は島根県議会による「竹島の日」条例制定と、一部の中学歴史教科書(検定申請本)が歴史を歪曲(わいきょく)しているとする問題について「一部の自治体や国粋主義者の行為にとどまらず、日本の政府の幇助(ほうじょ)のもとに行われている」と指摘。「これまでの反省と謝罪をすべて白紙化する行為」と批判した。

 その上で「今回はうやむやにせず、必ず根を絶つ。外交的に日本政府に断固として是正を求める」と述べた。「究極的な問題解決には日本国民が歴史を正しく知ることが必要だ」として「日本国民の説得」にも力を入れる考えを示した。

 一方で「日本国民全体と敵対してはならない。落ち着いて、忍耐を持って対処する」とも述べ、韓国国民に冷静な対応を促した。

もう、一国の大統領の言葉としては情けなさ過ぎる。日本では「ポピュリズム」という言葉は小泉首相のための言葉のように言われるが、Kの国でも同じだ。
あくまで自国の正当性のみを主張して「日本国民の説得」をするなど思い上がりも甚だしい。