公務員の国籍条項問題

そもそも私は公務員は好きじゃ無いので初めから良い感じはしない。友人・知人に公務員も多くいるが、悪いね、実は好きじゃ無いんだ^^;
ほら、「親方日の丸」って言うでしょ。個人個人は悪い人はいないんだろうけど、小役人、非効率な業務、あまり良いイメージは持てないなぁ。

 「哀れな国ですね」。定住外国人の管理職登用についてあいまいさを残した26日の最高裁判決を受け、会見した原告の在日韓国人、鄭香均(チョンヒャンギュン)さん(54)は痛烈な批判を展開した。94年9月の提訴から10年余。「後ろに続く人のために」と多くの壁と闘い、最高裁にかけた大きな期待はついえた。 

 午後3時、大法廷で逆転敗訴の判決が言い渡されると、鄭さんは10秒近く天井を見上げた。閉廷後の会見では「世界中(の外国人)に『日本に来るな』と言いたい。日本に来て働くのは、税金を納めながら意見を言ってはならない『ロボット』になるということです」と怒りをぶつけた。「涙も出ず、むしろ笑いが先に来た」「大法廷がこんな幼稚な判決とは」。最後まで皮肉交じりに批判し続けた。

いろいろとつっこみは入れられるが、あまり見ないつっこみを二つ。
チョンさん、「哀れな国」というのは間違ってる。判決が下されたのは、都の管理職試験についての国籍条項の適用の仕方。だから、文句を言うなら都に対してですな。
それと、「大法廷がこんな幼稚な判決とは」とか、「司法に任せてはいけない。」とか、人の生殺すら決する最高裁の法廷に対し、侮辱的な言葉を吐くのは如何なものか。
まぁ、私の感想はgoriさんのようなもの。
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000449.html
ただ、罵るだけというのは建設的ではないので、少しばかり考察を。