分水嶺

例えば山に雨が降っていて、あちらの斜面に降ればその行く末は太平洋、こちらに降れば日本海みたいなところを分水嶺という。
で、以下の記事

24日付の中国紙「中国青年報」によると、この調査は今年9―10月、全国各地の様々な階層の国民3300人(回答率約90%)を対象に実施。日本に対する親近感調べが主要テーマで、「親しみを感じない」が31・2%、「まったく親しみを感じない」が22・4%に上り、親近感なしが過半数の53・6%を占めた。 一方、「親しみを感じる」「非常に親しみを感じる」はそれぞれ5・4%、0・9%に過ぎなかった。

と、こういう記事。

政府は二十五日、与党安全保障プロジェクトチーム(PT)の会合に来月上旬の策定を目指す新たな「防衛計画の大綱」案の概要を示した。これまで明らかになっていた骨子に加え、先の原子力潜水艦による領海侵犯に象徴される中国海軍の活発化を念頭に「軍の近代化や海洋における活動範囲の拡大などの動向には注目すべきだ」との表現で、新たに中国の安全保障上の「脅威」を盛り込んだ。

我々は今、分水嶺に立っているのかも知れないという思いを、少し、抱く。