自衛隊の海外派遣

自衛隊を軍隊であると位置づけ、同時に憲法九条が日本に無ければ良いが、残念ながら現在の憲法自衛隊の海外派遣を禁じていると考える。

第2章 戦争の放棄〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

と書いてあるのである。
他国が軍隊を派遣する紛争地域に、今のまま自衛隊を派遣することは不適切と言わざるを得ない。

武器の携帯を認めないというのは本末転倒であり、何をかいわんやである。
かの地に行くなら憲法を変えてから行きなさいと言うことだ。


私は、危惧する。
今の状態を続けていると、他国に、「日本は自らの憲法も捻じ曲げて解釈してしまう、信用出来ない国だ!」と思われるのではないかと。


September 11, 2001
「今日この日から、合衆国とアメリカ人に対する新しい戦争が始まった。」
この言葉が、ブッシュ大統領の言葉だったか、アルカーイダ側のものだったかもはや知らない。

あれ以降、テロとの戦いは「新しい戦争」"War"なんだそうだ。
だとすると、「テロに屈するな!」と言うのはテロリストと「新しい戦争」をしようということであると覚悟しなければならない。
それは、日本で許されるのか?