域内単一通貨

昨日のFTAの中で「域内単一通貨」という言葉が出てきていた。仮に東アジアでこうした事が実現すればどうなるのだろう?
過度期にはどういったプラス・マイナスが顕在化するのだろう?私たちは十分考える必要がある。
恐らく、EUでの事例が良い手本となるのではないかと思いながら「域内単一通貨」でググって見る。
いろいろ出てくるが取り合えず以下の物をメモ。
http://jpn.cec.eu.int/japanese/general-info/5-5-4-5.htm
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~w_zemi/sot/sot6shimizu.pdf
http://www.uknow.or.jp/be/ukview/speeches/speeches/SP000385_3__j.htm
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/jimusyo/115PARI/INDEX.HTM
「域内単一通貨」が実現すれば、モノの動き、金の動きが楽になるだろう。
その意味で、陸続きの大陸ほど統合への欲求が強いのではないかと想像できる。だから英国は、EU内でやや後ろ向きなのではないかと思ってみたり。
その意味では、日本も陸続きでないので消極的になるかも知れない。

単純な心配は、例えば労働者への規制や労働基準が異なる国の間では、自ずと労働コストが違うので正当な競争は期待できないのではないか、などというのは容易に想像できる。
## これはFTAのレベルでも同じ懸念があるけど

また、国の債務はどのように扱われるのだろうか?