アジアの未来

ちょっとPCの具合が悪い間にいろんな事が起きた。日経新聞で「アジアの未来」と題して国際交流会議の事が紹介されていた。
↓に詳しいのでごらんでない方は是非ご一読を。
http://www.nikkei.co.jp/hensei/asia2004/
国外からは、アブドラ・バダウィ マレーシア首相兼内相兼財相、ファン・バン・カイ ベトナム首相、スラキアット・サティヤンタイ タイ王国 外務大臣、マハティール・ビン・モハマド マレーシア前首相、フィデル・V・ラモス フィリピン元大統領、ハワード・H・ベーカー アメリカ合衆国 特命全権大使リー・クアンユー シンガポール上級相と言った、まさしくアジアのリーダー達が参加している。


「アジアの新世代に託す夢」として、”アジアの地域統合”が大きなテーマで議論されている。
FTA推進を説明する図式としてベトナムのファン首相の説明する、日韓+ASEAN+中国・インドの3極が軸になるという説明は説得力がある。

ベトナムのファン・バン・カイ首相  ベトナムのファン・バン・カイ首相は3日午前、国際交流会議「アジアの未来」で講演し、「今や域内統合は急務となった」と指摘したうえで、「高度な発展を誇る日韓両国と大人口を擁する中印二国とASEAN」の三極が軸となるとの見通しを示した。

ベトナムと言えば中越戦争を経験している国であるという事を忘れてはならない。


課題としてFTAの次に、アジアの通貨統合、通貨機関の設立、安全保障体制の話と、ある意味当然の展開なのだけれど、また既にEUでは実現している話なのだけれど、夢の様に感じられる話など興味深い。