ノサモ

盧武鉉ノ・ムヒョン)を愛する会」、略して”ノサモ”ってのが在るそうだ。で、ノ・ムヒョン大統領に批判的な新聞の不買運動を始めるらしい。
日本で言えば、小泉首相を愛する会みたいなグループが、例えば朝日新聞不買運動をやらかすってな調子か。
朝日は、最近叩かれてはいるけれど、言論の世界での事であって、こういう露骨なのは日本では流行らないなぁ。

ノサモ盧武鉉ノ・ムヒョン)を愛する会の略)」は今年、新聞の読者が朝鮮日 報と東亜(トンア)日報を読まず、ハンギョレ、京郷(キョンヒャン)新聞を読むよ うにする運動を始めるとした。

 ノサモはこのために全国に運動組織を設け、親盧団体や言論運動団体など権力の外 郭団体はもちろん、労組や親盧インターネット媒体まで含めた広範囲な連帯を模索す るという。ノサモが政権に批判的な新聞を険悪な暴言で攻撃してきたのは昨日今日の ことではない。

 しかし全面的かつ組織的に新聞市場をひっくり返そうと乗り出したのは初めてのこ とであるため、“その裏”に視線が集まるほかない。自分たちなりには「政権創出の 1等功臣」だと自負してきたノサモは、政権の前衛隊であることを露骨にひけらかし てきたという点で、ほかの団体と同じ目で見ることはできない組織だ。

 このノサモが、執権党が政権を批判する新聞を押しつぶすために設けた法と制度の 発効時期に合わせ、月別の事業計画案までまとめ、ホームページに掲載した。執権党 が過去史法を通過させようとしている2月には全国的な集会を開き、「代案言論(ハ ンギョレ、京郷、地域新聞)育成」を宣布したという。

 4月に新聞販促に対する通報褒章金制まで発効されれば、会員全員に通報の要領を 熟知させ、批判新聞の支局を監視しようということだ。